Kashiwaxの柏崎さんにお願いして開発している春雪ワックスKoshimixの新しいサンプルDを先日のかぐらで試してみた。
最初に作ってもらったA、B、Cのテストでは、Bが格段に滑った。このことを柏崎さんに話すと、Bの持続性が気になるということだった。
そこで、Bベースで作ってもらったのが、このDサンプル。
朝一のメインコースはカチカチでエッジの丸まっている板に乗った人はコントロール不能な状況でかなり怖そうだった。いや、そんな人たちが上から降って来るのでこっちも怖い。
そんなところを勢い良く何度か滑ればエッジサイドはかさかさになる。
そして、風下側の標高が低く日が当たるコースは、ベースの汚れた雪の上に薄らと新雪が、雪質が違う雪が同じコースにある。
日陰の迂回コースは、時間が経ってもカリカリ。
昼頃に下山コースを降りる。
やはりねっぱる雪で板が走らない。
一緒に滑っているノマーさんの板には、Kashiwax KL-101を滑る前にスプレーした。
さすがに滑る。
凄い。
どんどんその差がひらいて行く。
みつまたに戻り、滑る前に小清水の板のソールをスクレーパーとパッドできれいにし、KL-101をスプレー。
まず、ソールを見てびっくり、あんなに固いところを走ったのにも関わらず、ソールは白くなっていなく毛羽立ってもいない、ただ汚れが付いているだけだ。
そして、また滑りはじめた。
これが驚き、それまでねっぱていた板が全くストレスなく走る。
Bサンプルより走る。
柏崎さんが心配していた持続性能はクリアーしたように感じる。
今回はテストだったのでKL-101はスプレーしなかったけど、このDベースにスプレーすれば、ねっぱり雪に掴まれずストレスも少ないだろう。
KL-101のベース、これが問題だったのだ。
ストラクチャーは入れなくても、これで春は楽しめるだろう。
週末は鳥海山で2回目のテストして来よう。
2009.04.30/Thu - 17:58|こしみず日記