ゴールデンウィークのど真ん中、ETC割引で混雑する東北道を北上。
夜中に走るので空いていると考えていたが、甘かった。
のろのろ運転に捕まり、パーキング出入口付近では急激に減速する危険な状況。
どうにか、朝5時ごろには、集合場所である、秋田の象潟道の駅に到着。
集合時間までは3時間と少し時間があり、仮眠をしうようとしたが、隣に駐車していたおばさんのドリフのような強烈な笑い声や犬の吠える声、などなどのノイズで結局20〜30分寝られたか?
8時には全員合流して、いざ鳥海山へと向かう。
駐車場は駐車スペースが無いくらいの大混雑。
準備をして山へ登ると思ったら、そこから下り…
良い斜面があるんですね。
自分は、この横のタイトめなシュートを滑ったけど、グーフィー面のバンク3ヶ所が最高だった。
ご馳走様。
滑り降りたところで、板が走らなかった人にワクシングサービス、一人現地価格で1,000円。
うそです。サービス。
本気で後で支払いしようとしてくれたシュンくんすみません。
駐車場まで登り返し、トイレ休憩。
ピークから降りて来たおばちゃんが話しかけて来た。
「これから登るんですか?」
「いや、下を滑って登って来たんです」と言うと、
おばちゃんの頭の中に?マークが100個くらい出ちゃったみたい。
ぽかーん。。
ピークは視界5メートルも無いくらいで、風も強かったようだ。
自分たちは、ここから約1時間くらい登ったあたりから、ドロップ予定で上り始める。
駐車場を出ようとすると、笑顔でこちらに「こんにちは」という男性がひとり。
なんだか見たことがあるような顔?誰だっけ?
あっ、MOSS SNOWSTICKのライダーの小番(Kotsugai)さんだ。
少し話をして上を見ると、自分達のパーティーは数十メートル上に歩いていた。
「すみません、みんな行っちゃって。またどちらかで!」と握手を交わし走って追いかけた。
天気は曇り、さっきよりもガスが降りて来て、ドロップ予定ポイントまでガスが来てしまった。
上まで行くのを諦め、トラバースし予定したところより下から急いで滑り込むことに。
雨の予報だったけど、1日楽しみことができた。
ありがとう、洋介くん。
象潟の道の駅で日本海を望む温泉で汗を流し、生岩牡蠣をチュるっといただく。
夕食は、酒田のこい勢という寿司屋でおまかせにぎり。。。
数十分の仮眠で眠気がピークだった体が一気に復活するほどのおいしさ。
うまかった。
山形まで行き、ビジネスホテルでおやすみ。
チェックインできたのは、11時過ぎ。
5月4日、偶然同じホテルに宿泊していた奥村夫妻と合流し、蔵王へ向かう。
横倉の駐車場は空き空きで、周りには満開の桜。
緑色のゲレンデのリフトの下にはカモシカがお散歩。
観光客の中に少人数のスノーボードを持った自分達はなんだか肩身が狭く感じる。
関東近郊のスキー場のような殺気立ったものはいっさい無くのんびり気分。
ロープウェイを降りると、ほんの3日前まであった雪が消えているらしい。
とりあえず観光気分で集合写真。
ゲレンデにある雪を繋ぎ滑る。
場所に寄っては、壁にしっかり雪が残っていたところもあり、みんなガツガツと攻める。
ラストは、地蔵から少しハイクしトドマツのツリーラン?いや、雪が少なくなりすぎて、歩く方が早い。
探検気分でこれも楽しい。
少し降りると沢が待っていた。
やっぱ小沢でのTT最高だ。
昼には下に降り、BBQの準備。
温泉→おみやげ→スーパーで買い出し→河原のBBQ会場へ。
ここで驚いたのは、河原に芋煮をするためのファイヤーベースが設置されていることだ。
こんなところが近所にあったら、いつも焚き火になってしまうだろう。
初めて食べるローカルが作るいも煮、この汁だけでいいくらい美味い。
山形牛のハラミを洋介レシピで奥さんが作ってくれたもの。
他にも鳥海山の帰りに買って来た日本海の美味しい海産物や串刺しの豚さん。
どれも旨い。
最高。
堕ちた人からテントに消えて行く、そしてそのまま気持ちよく寝る人も。。
いろんな人たちと話をしていたら、テントの中で休む間もなく帰る時間に。
テントをしまい、みんなとお別れ。
12時47分、山形道に乗り渋滞する東北道をノンストップで埼玉へ。
3晩で数時間も寝ていないことになったけど、今回も楽しい旅になった。
旅先で会ったみなさん、一緒に出掛けたみなさん、どうもありがとう!
2日経った今になって眠気が襲っている。
2009.05.07/Thu - 19:09|こしみず日記