同じモデルでも年代、個体差、それに乗るライダーによって変化し続ける魔法の板
同じタイミングで同じモデルのチューンナップをすることで、その板の変化してきた経緯や歴史、ライダーの個性がみえてくる
更には、いつも一緒に滑っている人の板はその人のライディングや癖が板からだけではなく滑り自体が頭に焼き付いている
現在の今の状態とエッジの垂れ具合、削れるポイント、板のよれ感などを見る
今朝は、所有者である沼野氏に電話をして、今の状態から考えられる調整の方向性を話した
ヒールサイドのテールの感じが意図するものだったのかと話すと、そうではないらしい…そうなりずらい方向でエッジ調整をすることにした
ここで確認をしなかったら、逆方向のチューンナップになっていた
以前、料理人が初めて来店する人には70点の料理しかできないと言っていたことを思い出す
その人の好みがわかっていくごとにその開きは少なくなりより良いものを提供できる
自分の体は一つ
出来ることにも限界がある、特に良い仕事をやろうとすればするほど、それに掛ける時間は長くなる
毎年、いや毎日仕事の効率化を考えて、ワックスやチューンナップをしているが、効率よくなる一方で、”更に”にという思いが芽生えてしまう悪い性格がある
先シーズンが終わった5、6月にお預かりしたチューンナップが未だ仕上がらない、今シーズン販売する板のチューンナップもたくさん溜まっている
店への来店者は年々減少傾向にある、特に衣類を買われる方が
これはネットでものを購入される方が増えているからだと考えられる
本来であれば、この趣味をする人たちにしっかりとした接客がしたいと考えてきたがそれが出来なくなってきている
ものは買えても、その使い方までが伝えられない時代
アイテムを一つ買っても、大切なことは、そのレイヤリング
レイヤリング例はあくなでもその人にとってのこと
滑るスキー場や標高、季節、体格や汗のかき方で大きく変わること
良いフリースを持っていてもその中に着ているものがその性能を低下させていることは多々ある話だ
しかし、この時代、店で待っていても来客者は減る一方だ
そのような人たちが店に戻ってくる日が来る事を夢見ていたが、もうそいう状況ではない
衣類についてはとても難しい、かといってそれを一切やめてしまうことも出来ない
今やらなければならない事は、チューンナップの時間をさらに長くして、店の営業時間を短くする事だと考えている
山から帰る人たちを受け入れる時間
滑って、ご飯食べて、温泉に入って、関越乗って、花園ICで降りてRelaxに寄って
13時じゃなくても良いだろう
15時開店にして、お客さんと一緒に滑る事、週末家族と過ごす時間、チューンナップ作業をする時間をつくることの方が大切ではないかと
日曜日は昔からお客さんの引きが早く20時閉店にしてきた
サザエさん症候群、日曜日は早く帰ってサザエさん観て明日から始まる学校や仕事を考えなんだか寂しい気持ちになる
しかし、現在は日曜日こそ夕方の関越の渋滞がひどいという話を耳にした
渋滞して本庄児玉や花園あたりに来ると、もうRelaxの閉店時間20時くらいになってしまう
21時までやってくれたら帰りに寄ってワックスの買い足ししてゆっくりも出来るのにと…そんなお話をいただいた
今、時代は猛スピードで変わっていく
その時代の流れに乗ることではなく、その流れをどう読み取るか?
仕事だけではなく、しっかりと自分の生き方、ライフスタイルを根本的に見直さなければならない時に来ているのかと思う
11月から開店は14時にして日曜日も21時までの営業にします
2016年からは、15時〜21時の営業時間に変更していきたいと考えています
どうしてもその時間以前にご来店希望の方は事前にお気軽にメールでもください(予定が入っていなければ対応します)
2015年11月1日(日)からの営業時間
水〜日 / 14時〜21時
月、火 / 店休日
2016年から…
これからもRelax Snowsurf Shopをよろしくお願いします
より良い仕事ができる環境をつくっていきます
12月中旬はニセコに出掛けられるように仕事をすすめます… これもとてもとても大切なぼくの仕事