なぜかRELAXのお客さんで、多い職業のひとつに消防署の職員さんがいる。
遼河は1歳くらいから、だいの緊急車両好き。
深谷の日赤が近いので、店の前は毎日何台もの救急車が通る。
さらに、この道を17号まで行くと機動隊があるので、白バイも多い。
土曜日の朝、そんなナミパウが勤務している熊谷消防署の妻沼署に消防自動車の見学に行かせてもらった。
消防署に着くと、制服を来たナミパウが出迎えてくれた。
そのいつもと違う服装や様子でなのか、遼河は大泣き。。。
ナミパウがそれを察し、制服のジャケットを脱ぎTシャツ姿になるとたん泣き止んだ。
彼の大好きな消防自動車や救急車を眺めたり、触ったり、運転席に乗せてもらったり…
大喜びのひととき。
そのあと、「ナミパウは?」と聞くと、
「うぅ」と答えるようになった。
彼の職業を理解したようだ。
その夜、横浜のM夫妻が帰るというので、ふとレジからチューンナップルームの窓の外を眺めていると、
車が勢いよく縁石に突っ込み、ノンストップで街灯の支柱に突っ込み、車が大破した。
それと同時に、オレンジ色の街灯が点滅し、消えた。
すぐにその横の店から人が出てきたので、自分たちはRELAXのウッドデッキからその様子を見ていると、
女性のうめき声が聞こえてきた。
静まり返った夜にそのうめき声が大きく響いた。
もしかして、女性が引かれたかと心配していると、助手席からスーツ姿の男性が降りてきて、落ち着いた様子で携帯で電話を掛けていた。
女性は、エアバッグの膨らんだ運転席で泣きわめいていたようだ。
数分後、救急車が到着。
すぐに車内へと運び込まれたが、事故車両は県道に真横ななったまま放置。
事故車のライトも消え、さらに暗くなった事故現場。
それに気がつかず、猛スピードで行き交うトラックが、その手前で急ブレーキ、
危うく二次災害が起きるところだった。
それにしても、警察が来るのは遅い。
事故が起きてから30分は経ったんじゃないか。
今日、その現場の街灯の修理に来ていた業者は、宙ぶらりんになった街灯だけ取り外して帰った。
早く元の灯りに戻らないと、この暗さは危険だ。
2008.10.27/Mon - 15:25|こしみず日記