こしみず日記

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土曜の朝、NHK教育テレビの絵画の番組で、1920〜1930年代に活躍したアールヌーボー女流画家『タマラ・ド・レンピッカ』の特集をやっていた。
第一次世界大戦から大恐慌、そして第二次世界大戦…そんな激動の時代を駆け抜け、その時代の最先端を追い求めた彼女。
彼女の大きな絵画が家にも飾られているという、ゲストの美輪明宏さんが最後に言っていた言葉。
『心理と常識』
彼女には、“心理”がなかったのだと思う。だから時代に流され、その時代にあった絵を描こうとしていた。
“常識”というものは、一晩で変わってしまうもの、昨日まで善と言われていたことが、次の日には悪になってしまう。この日本で悪と言われていた資本主義が、戦争が終わった途端、それが善になってしまう。
それが、常識。
自分は、まわりの人達から、ぶれないと良く言われるけど、十代の頃から言ってることが変わってないだけ。
そこには“心理”があるから。
と、三輪さんが解説。
そう、“心理”なんです。
これを忘れず、いやそれを求めてこれからも遊びも商売もして行きたいとつくづく思わされました。
逆に、そんな生き方しか出来ない不器用さが、商売をする人間としては不向きなのかも知れませんが。。。
さあ、明日は久しぶりにサイクリングに行くことに。
自分をロードバイク遊びに連れ出してくれた、熊谷のUangという美容室店長小山くんと初走り。
ケイゴくんとsp☆spさんも行くことになった。
怪我をして以来、初の運動。
大丈夫かな?
朝8時30分、青淵公園です。都合の良い方一緒に走りましょう。

お知らせ

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Loaded Dervish、Original Derriger28、スライドグローブが再入荷しました。
Derringer28はこのロットの入荷からナチュラルカラーになっています。

お知らせ

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SLOPETACTIXの洋介くんと以前より話をすすめていた白馬ロンスケカーニバルの詳細が決定しました。
小清水ももちろん参加します。足首治します。。。
以下、高橋洋介より
日時 7月18日 日曜日pm1:00
集合場所、白馬村松川河川敷
参加費・3000円(バーベキュー代)
持ち物・スケートボード・安全装具
焼肉深山のお肉と海鮮を予定しています。ビールや日本酒は各自持ち寄りでお願いします。
山形チームは今回も山形名物を携えて参加予定です。
河川敷にテンパク可能です。温泉やトイレも徒歩五分であります。
7月10日迄にエントリーフォームか、メールなどでエントリーしてください。
リラックスの皆さんは小清水まででオッケーです。
ゲストライダー
今野昇、松浦将、渋谷謙、保谷昇予定しています!

こしみず日記

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昨日は、山梨の甲斐市からのお客さんが来店。
ローデッドのダービッシュを求めて。
下道で約3時間だったようです。
残念ながら、店頭在庫を切らせてしまっていて、後日入荷次第の発送をさせてもらうことに。redi classic model TTやステッカーもご購入いただきました。
ありがとうございます。
いろいろと話をしていると、共通の知り合いがちらほら、、、
山梨といえば、シナッチとデマチくんが思い浮かんだ。
やっぱりね、彼らと一緒に滑りに行くこともあるようです。彼らが今も滑っていると聞いて安心、また一緒に滑ることが出来ればと思います!
シナッチ、デマッチまた遊ぼう。
そして、『松本さんて知ってますか?』と彼が。
どこの松本だろう。
と、頭には逃亡者Mの顔が浮かんでいた。
『どこの松本さんだろう』と聞くと、
『八甲田の。。。』
やはり、あの松本、p社や八甲田ではマッツンと呼ばれるあの男だ。
先シーズンからまた八甲田へと戻り、八甲田山荘、八甲田ガイドクラブで相馬さんのもと仕事をしている松本くん。
ガイドクラブのツアーで、彼が後ろで滑ってもらっていると安心するんだとのことだ。
頼りになる男になって来たね。嬉しいです。
次のシーズンは、久しぶりに相馬隊長のところへ行きたいと考えてます。そのときは、マッツン、オレの後ろを滑って安心感を与えてね〜…ははは。
小澤さん、ダービッシュ週末にはお届け出来ると思います。
ありがとうございました。
今回来店出来なかった先輩にも宜しくお伝えください!

こしみず日記

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『おはよー。パパきょう、てんじかいでしょ』
遼河が目覚めて一言目に発した言葉。
小清水:『うん、そうだよ』
遼河:『うんてんできるの?あしなおったの?』
小清水:『ああ、今日はね、電車で行くからだいじょうぶなんだよ』
遼河:『あそっか。えきまでなにでいくの?』
小清水:『お母さんに乗せてってもらおうかなって思って』
遼河:『じゃあ、だいじょうーぶだね』
6月23日、義父の命日、1年が経った。
足首の治療に接骨院に行き、午後からの展示会へ出掛ける前に、義父のお墓に墓参りへ行った。
去年は、冷たい雨がしんしんと降る日だった。
今年は、去年よりも湿度が高く、寝苦しい夜も続き、ある意味梅雨らしい梅雨になっているようだ。
月曜日に、2doorsの入江くんから展示会の誘いがあった。
以前からそのブランドを取扱おうか、どうしようか?何年もの時間が経過していたのだ。
高崎線の電車の中、iPhoneで音楽を聴きながら頭を空っぽにしていると、登録されたアドレスに、会社時代にお世話になっていた上司の名前が出て来た。
もう何年会ってないだろう…最近は、展示会に出掛けるのに、遼河と一緒だったので、どうしても車が多くなっていたので、帰りに自分だけどこかに寄るということも無くなっていたのだ。
今考えると、たったの5年半。だけど、その時間が現在自分が仕事をするうえでの大切な基礎となっている。たくさんのことを経験させてもらい教えてもらった。
展示会は夕方には終わるだろう。メールを送り、都合が良ければ会うという約束をした。
上野、入江くんと待ち合わせ、展示会場へと常磐線へ乗る。
『これでいいの?』オレが聞くと、彼は『大丈夫でしょ』と。
電車はいくつかの駅を飛ばして走っていった。彼も不安になったようで、路線図を見ると、落ち着いた表情で、『だいぶ飛ばして行くんだね。松戸まで行っちゃうから、一個戻るって感じかな』
江戸川を渡り、電車は千葉県へと。。。
商品説明が終わり、商品チェックをしていると、遼河から電話が。
遼河:『いまねー、よーかどーきてるんだよ、でさーあのさ、でさー…パパごはんどうするの?』
小清水:『まだね、展示会でお仕事中だから、また連絡するよ』
遼河:『はーい』
もう、5時だ。
駅まで歩く間、入江くんと現状と今後の方向性などについて突っ込んだ話を。
駅に着くと彼が『これからどうすんの?』
小清水:『会社時代お世話になった人と会う約束をしててさ』
彼:『そっかー、ZEN田村さんと会うことになったから、どうかと思ってさ』
電車で日暮里まで、深い話を。
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彼と別れ、目白で元上司と先輩と再会。何年ぶりだろう?
退職して14年、こんな長い間会ってなかったけど、会った瞬間からあの頃と同じ空気が流れ、その時間をあっという間に埋めている。
不思議な感覚。
90年〜96年、バブル〜バブル崩壊、阪神大震災、オーム事件…そんな時代一緒に過ごした先輩方。
軽食とアルコールの飲める小さな店に入り、1時間半くらいだっただろうか14年分の話をした。
会社勤めが長く感じていたけど、すでにこのRelaxを始めて8月で13年、倍以上をこの店がきっかけで出会った楽しい人達と過ごして来たのだ。
目白駅で先輩方と別れ、入江くんに電話。
『小清水だけど、先ほどはありがとう。まだ田村さんといるの?もしあれだったら行こうかな』
東京八重洲口の大丸の向かい側の飲屋街で合流。
1件目は満席で、入ったのが博多なんちゃらとかいう居酒屋。
通されたテーブルの真上から大音量のフォーク?歌謡曲が流れ、曲がどうとかではなく、なんとも五月蝿くて仕方がない。
店員の手際が悪く、オーダーしたビールもなかなか出て来ない。出て来たと思ったら、生3個って、おれは烏龍茶っ!
田村さん:『こんな感じで出てくるようだったら、これくらい(ジョッキ1/4ほど)になったら次の頼まないとだな、この店は』
それにしても、五月蝿い!!!
田村さん:『ちょっとー。音量下げてもらえるかな。会話ができないんだよね』
居酒屋の兄ちゃん:『はいっ、わかりました』
数分後(その間、本気でスピーカーのコード抜き取っちゃおうかなんて言いながら手をスピーカーの裏に回したりして…)
本当に五月蝿いんだ。
お兄ちゃんに変わって居酒屋のお姉ちゃんが登場
お姉ちゃん:『申し訳ございませんお客様。ボリュームは下げさせていただいたのですが、これ以上は“この店のコンセプト”を崩すということになってしまいますので、別の席にご案内するか、この席をもっと壁よりに移動するかになってしまいます。どうしても、このDVDでかかっている今の曲調がうるさく聞こえてしまうかもしれないのですが』
田村さん:『いやこの曲が嫌いとかじゃなくて、いやいやまあどちらかというと嫌いかも…じゃあ、曲変えよう』
お姉ちゃん:『うちのコンセプトで、“チャゲ&飛鳥“を聞きながら博多料理を食べるということなので、他の方のはかけることができないんです!』
あれ。。。そんな店だったんか。
ぽかーんとする。
『じゃあ、仕方ないよね。』
各テーブルの上にぶら下がる照明を見ると、そのには“チャゲ&飛鳥”のいろいろなCDのコピーが貼られていた。
ははーー、そういう店ね。
じゃー仕方ないよな。
ははぁー。
音量の話も一段落し、スノーボードとサーフィンの話に。
そこで、そう、なぜか最近“小清水サーファー化計画”とやらが、自分の知らない各方面の水面下で進んでいるのだ。
どうやら、この入江くんと田村さんが中心的な人物のようだ。
最後にサーフボードを手に海に入ったのは、約20年も前のこと、すっかり記憶も体もそれを忘れかけている。スノーボードに出会う前、85年だったかな、サーフィンをかじったのは、コンペディションの先輩の道具を借りて20歳くらいまで先輩にいろんなところに連れて行ってもらった。道具は借りての遊びだったから執着心はあまりなく、なんとなく海に入っては、その人のライディングをビデオで撮っていた。静岡や新島で行われた全日本にも同行し、その付近で適当に海に入り、あきるとスケートボードで遊んだりして。
スノーボードに出会うまでの数年間は、へたくそながら一年通して海へ通う週末を過ごしていた。
スノーボードを始めると、高校生、デザイン学校に通う自分には、その両立は出来なくなり、海から離れ現在に至る。
そして、41歳を迎えるこの年、なぜか海への誘いが。
今までは、頑なにそれを拒否しつづけてきた自分がいた。根拠なんかないのに。。
ただ、今この環境での新たな趣味として考えるとそれも良いタイミングかと。
たまには長いものに巻かれるのも良いかな。
ついさっき、Aくんが来た。
『ウエット持って来たよ。裸よりいいでしょ』
小清水純一サーファー化計画だからさぁ。
彼らのさらに、そのまた裏にそれを動かしている誰かがいるのか?
どうする小清水純一。。。
店を出て東京駅まで、田村さんから食生活とアレルギーの話で小清水は食いついていた。
田村さんの食生活は、この自分がもの心が付く前からの悩みである頭痛や体の浮腫、そしてその他の症状を変えられる可能性が感じられた。
今度、Relaxで食についてのお話しをしてもらう機会をつくってもらおうかともお願いした。
その前の日に来店してくれたpatagonia大崎ストア店長(名古屋ストア店長も一緒に来店しSEVルーパーのご購入)ともそんな話をしたばかりだった。
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『いろいろなサプリ使ってるけど、体に入れるものだから、ちょっと考えるようになって』と大崎店長の竹内くん。
ZENをご購入ありがとう!大崎でのスピーカーやってもらえそうですよ。
それにしても、この1日はどんなだったんだろう。
長生きをすること、いや元気で健康な毎日を過ごし、好きなことが長くしていける。そんな人生を続けられればとつくづく考えさせられた良い日となった。
展示会へと誘い出してくれた入江くん、ありがとう。
田村さん、長いものに巻かれるてみようかな。これから宜しくお願いします。
ありがとう。
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東京23時発、Maxたにがわ477号で帰宅。
96年有明のTFTまで通勤していたとき、ほとんど毎日この新幹線で帰っていた。

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