佐川急便の荷物が届いた。
開けると、BROOKS Green Silenceが…
おととい、浜松町の合同展示会で、BROOKSのブースにいたバンタンデザイン研究所時代の後輩”オショウ” くんと話していて、流れで押し売りされたシューズだ。
後輩といっても、学生時代はとくに付き合いはなかったけど、自分が店を初めて直後、当時取扱っていた『PALMER』の担当営業をしていて、それからの付き合いだった。当時からオリジナルのスノーボードウェアの開発をしたり、服作りが大好きな人。
今彼がいる会社RUNXでは、BROOKSの他、NATHANなどを取扱っていて、ブースにはその横にTシャツやトレーナー、パンツなどのカジュアルな服の展示がされていた。
これが、彼が担当してこれから販売しようとしている商材の”服” だ。
東レなどの機能素材を使ったカジュアルっぽいデザインのスポーツウェアと天然素材をつかったカジュアルウェアのコレクションのようだ。
一辺倒になりつつある、このアウトドア業界でエッセンス的な役割、特にうちのような小さな小さなニッチなマーケットを楽しむ店やユーザーにとってみたら良いものとして成長していってもらえると嬉しいです。
彼とも話していたけど、バンタン同世代の人達は今なにやってるんだろうか…?
バブル時代に過ごしたバンタンでの生活、そしてその後バブル崩壊後の社会で右肩下がりな世の中で翻弄されて来た世代。
ギリギリ面白かった時代の洋服屋(川上から川下まで)を目指した自分たち。
今や、誰でも洋服作りができてしまう時代、チープな洋服が主流となりつつある。。。現実。
モノの値段には意味がある。そして残念ながら無いものもある。。それを見極めるのがとても難しくしている要因の一つがインターネットだろう。
1円でも安けりゃいいのか。
ネットで売れるものを企画し、売れないものは作れない。本当は作りたいけど作れない。。流されていく漂流時代。
この流れはもう止めることが出来ないのだろうか?
たぶん世界的に止めることは出来ないだろう。けど、違う流れをつくり見せていくのが自分の役割だ。
細い川だけど、水が涸れないようにやっていかなければ、その先にその水を待ってくれている人達がきっといるはず。
まさに”小清水”
どこからだれがどのような思いで流した水なのか?
水源にも足を運び、水質チェックもしていきたい。
新鮮でキレイで安全な水をみなさんにお届けしていけるように。
話しはだいぶぶっ飛んだけど、押し売りされたこのシューズは、各パーツにリサイクル素材を使い、有害成分を抑えた水ベースの接着剤で圧着したりと、環境に配慮して作られたランニングシューズです。
自分はランニングしないけど、履き心地が良くて快適で疲れづらく 、軽いのでサンダル感覚で履いてられて。
結果、押し売りバンザイでした。
このシューズの他もRelaxでBROOKSのシューズの取り寄せが出来ますので、ご注文もお待ちしてます。