ノーズのラインがいい感じになってきた。
けど、3次元的にいろんな角度から見てみると、ノーズのノーズからサイドカーブに繋がるラインが良くない。
それと、のう少しノーズサイドにコンベックスをつけてみよう。。でもまたそうすると違うラインが 見えてくる。
テールは、アクセルキャンバー風なボトムラインを活かして、割れないくらいの不等厚の調整をして少しフレックスすると面白そうだ。。。
そろそろ反対側のシェイプに入ろうと思っていたけど、これが決まらないと次ぎにいけない。
いろいろ勉強になります。
2011.07.19/Tue - 19:10|こしみず日記
2011.07.19/Tue - 14:04|お知らせ
2011.07.17/Sun - 17:58|こしみず日記
学生時代、パターン(型紙づくり)の授業のときに使っていた方眼定規。
卒業して約20年後、スケートボードから雪板へのリメイクで使うとは。。。
アームホールのRを書き出したり、ネックラインを書いたり…決まりきった雲形定規よりも、ストレートの定規を曲げたりねじったりして自分のイメージを自在に 作り出せる道具。
サイドカーブの少ないスノーボードが好きなのはこんなことから来ているのかと、今日あらためて気がついた。
線を書くのが好きなことも、再認識。
洋服も、平面の布をカットして縫い合わせて美しい立体を作り上げる。
そして、その選ぶ素材や縫製方法など、細部にわたり気を使い作り上げることで、着心地の良く、美しい洋服が出来上がる。
スノーボードも同じ、ボトムラインやアウトライン、そしてそれに最適な素材を選び、絶妙なバランスでそれを融合することで 最高の乗り物になる。
工場だけがよくても、デザイナーだけがよくても、それは出来上がらない。
コストや効率のことを考えれば 、それ以上のことはできずに諦めるしか無いのが現実という寂しいところも同じだろう。これで完成という完成形、正解は無い。
企業デザイナー時代は、その葛藤が苦しかった。良いものよりも、その価格に見合って売れるものをつくる。つくらされる。
まあ、当たり前の話しだけど。
作る側、考える側ってそうなんだ。
でも、今は幸せだ。
そこを妥協しないスノーボード、それを作り上げてくれる人と出会うことができた。
有名なアパレルショップ店長や店員さんにも良くいわれて来た『いいですね、好きなものを売れる店って』
こんな人生に感謝。出会って来たみんなに感謝。
去年、1/10スケールのTT160を削り出した時も思ったけど、こういう作業していると、いままで気がつかなかったことを見つけることができる。
次のシーズン雪の上で遊ぶのが、また楽しみになる。
毎年毎年、それはつきない。
だから25年もこの遊びを続けて来てしまったのだろう。。
四半世紀も。
正解なんて無い遊び、でもきっとそこには真実があると確信している。
あと20〜30年、最低でも四半世紀はこれを楽しめる体を維持したい。
一期一会を大切にして。
怪我でダメージを受けたところは、梅雨が開けた頃からだいぶ良くなって来ました。
いま7分くらいといったところでしょうか。
怪我をしてからの2シーズン、思うように滑ることも、みんなと出掛けることもできず、焦るばかりだった自分。
正直 、この店の運営が心配で心配で仕方がなかった。
そんな状況でも付いて来て、支えて来てくれた仲間、
無理をしなくても良い、焦る必要なんて無いと言ってくれた諸先輩方に、あらためて感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございます。
2011.07.16/Sat - 20:59|こしみず日記
2011.07.16/Sat - 20:51|こしみず日記