先週3日間、GENTEMSTICK ディーラーズミーテング
全国から12ディーラー14名の参加者の他、スタッフ、GENTEMSTICKライダーが春のニセコへ集まった
玄天カフェでのミーティング、板について、セッティング、チューンナップの必要性、バックカントリーについて…
そして、ゲレンデでの板別セッション、バックカントリーセッション
朝早くから、夜までびっちりのスケジュールだった
すべてが勉強になった
そして、自分が右も左もなにも分からずに、ただスノーボードが好きだからやって来てしまったRelax
このミーティングで、今までやってきたことは間違えではなかったと初めて確信を持つことが出来た
初日、最初に大切なこと、太朗さんがGENTEMSTICKのphilosophyについて話してくれた
philosophy
何がここまで自分がこのGENTEMSTICKにはまり込んでしまったのか…
確かに玉井太朗が創り出すスノーボードは唯一無二の存在で最高なことは今更言うまでもない
自分が産まれ生きてきたなかで感じてきたもやもやした気持ち
大量生産消費され、また棄てられていくモノたち
そして大きく破壊されていく環境…
どうしようともしない政治家たちの茶番劇
会社に入り”売れるもの”を企画し生産する、自分の姿
作れば売れる、売れなければ会社は利益は出ない、存続不能、給料だって出やしない
そんなことはわかってる
だから売れるものを作る
そんなことしてたら、体が壊れて動けなくなっていた自分の体
少子化していく日本
夢も希望も持てなくなったバブル崩壊以降の日本
経済は衰退していくであろうと誰でも想像出来てしまう日本
今の子供、これから生まれて来る子供たちの将来 、未来はどうなっていくのだろう?
だから子供は作らずにと本気で考えていた20代
書き出したらキリがない
そこで出会ったGENTEMSTICK 、そして玉井太朗
うちに来ていたお客さんがたまたま真紀代ちゃん(太朗さんの奥さん)の友達だったことで連絡を取ってもらいコンタクトをとることができた
99年3月、「先ずは滑ってもらわないと分からないから、八幡平で試乗会やるから来て」
日帰りで行った八幡平
直接挨拶をするのは初めてだった
あの時の目、あの固い握手は忘れることはできない。。。
「話してても分からないから、滑ってみて。トモキ小清水くんのビンディング付けてあげて一緒に滑って来て」
初めて乗ったTT、それなりに自信をもっていたあの頃の自分だったけど、まったく乗れてない
パウダーの中トモキくんが横を滑りながら「 もっと前に乗ってみてください」
わからなかった
滑り終えて「どうだった?」
「乗れてませんでした」(悔しかったですとは言えなかった)
「それで、どれくらい売れそうですか?」と太朗さんが
「。。。えーっ、そうですねぇ、たぶん、、、5、6枚くらいでしょうか」
「うん、そうだよね。ちゃんと一枚一枚売ろうとしたらそれくらいだと思うよ」
この日のことは、絶対一生忘れることはない
あれから13年、そのことをしっかり踏まえて一枚一枚販売してきた
売る必要はない
”モノを売るんじゃなくて、その考えを売るんだよ ”
これだ。。。自分が求めていたものは
今回のディーラーズミーティングでも同じことを話してくれていた
自分はまだまだ未熟だけど、生まれて来てはじめて、根本が自分と同じ考えたかの人と出会ってしまった
今回も山へ行く途中のこの車の中で、ぼくに希望をくれた
それができるかわからないけど、それまでに必ず今足りないものを改善し、一生の思い出作りをさせてもらえればと。。
たとえそれができなくても、今からの生き方、行きていく希望と、この身体を今まで以上に改善し、仕事もそれができるように進展させていこうと頭の中でいろいろと思い描いています
生きるってそういうことだと思う
希望だと
その希望をもてることだと
そんな希望を与えられるような人になりたい
今回のディーラーズミーティングでは、また多くの人達との新たな出会いがあった
この出会いも大切に、これからの人生に活かしていこうと
太朗さんをはじめ、GENTEMライダー、関係者のみなさん、そして一緒に参加されたディーラー関係者の方々、素晴らしい時間を共有できたことに感謝します
ありがとうございました