子供を授かったときには、雪や森、海や川など自然の中で一緒に成長したいと考えていた自分
それまでも、自然の中でいろいろな遊びをやってきた
しかし…ぼくたちの子供はそんな親の思いとは裏腹に、外遊びが苦手というか好きではなかったのだ
外は暑いから嫌、海は砂が足に付くから嫌…
スキー場に行っても、まだ休憩してるから滑ってきていいよと、やる気無し
沖縄に行っても、帰ってイトーヨーカドーかイオン行きたいって言われたり
強制的にそれをやらせてもどんどん嫌いになられるだろうと、無理にさせることは避けてきた
そんな彼を連れて、お世話になっているカメラマンの桑野くんが主宰しこの夏からスタートしたブルーバードカヌーのツアーへと出掛けた
昨日は主催者は尾瀬のガイドで忙しく、メインガイドはハイファイブでガイドをしている”スキーヤー ”のRyo”くんが楽しませてくれた
うちのRyogaとRyoくん、同じ”Ryo”繋がりで、何度か冬の尾瀬戸倉でも一緒になっていたので、朝からうちとけて笑顔のRyogaだった
カヌーを湖畔まで持って行くのを手伝ったりして、珍しくやる気満々
これは、もしかしたら楽しんでくれるかな?と少し期待
二人乗りのカヤックに自分と息子、一人乗りに妻が乗り込み菅沼の上に浮かび漕ぎ出す
行きはパパ、帰りはママとと言っていたが、少し進むと「やっぱり帰りもパパがいい」とママはあれだけ広い沼の上で他のツアー参加者と何度か衝突、そんな姿を見てそう思ったのかな?
彼には重く、長いパドル、実際には逆に抵抗にしかなっていないけど、本人は自分が漕いで進んでいるかのように楽しんでいた
この菅沼は、本州で1位の透明度、全国でも5位(1位から4位は北海道)という、今までに見たことが無いような水の色と美しさ
天気は小雨や曇り、ときどき青い空と太陽が出るといった天気にもかかわらず、この水の色だ
そんな水の中を観ながら漕いでいると、大きなニジマスが泳ぐ姿がくっきりと確認できる
3個の沼で構成されたこの菅沼は、手前の2個の沼までは釣りができてボートを浮かべて釣り人がいるが、その先の3個目はだれも入ることができないという秘境の沼
カヌーでの侵入も、このブルーバードカヌーの参加者のみというプレミアム感満載、そして最高のロケーションは自分たちだけのもの
そんなことを話してもいない息子は、自然にその魅力に取り憑かれたようで、
友達も連れてきたいとか、ここでキャンプしたいとか、終始笑顔だった
彼がこれほど自然の中で楽しんでくれたのは初めてだった
家に帰ってから宿題の絵日記は、カヌーのこと書いてました
場所はもちろん大切だけど、やはりそこで一緒に楽しむ”人”が何よりも重要だと思う
同じ場所だったとしても、全く違う空気になってしまい、きれいな水や森だって目に入って来なくなってしまうことだってある
子供は敏感です
そんな最高の空気感のこのブルーバードカヌー、大人にもファミリーでも、ガイドさんが楽しく安全にサポートしてくれます
ぜひ、この夏、参加してみてください
予約時にBBQも一緒にオーダーすることも可能ですよ
それと、ここは1735メートルという標高の高い場所にあります
昨日は気温が15度以下くらいでした
とても寒く、濡れても良い服装と防寒として薄手のフリース(パタゴニアR1くらいのもの)などを持って行くと良いと思います
雨具や防水バッグは貸してもらえるので安心してください
Ryoくんをはじめスタッフのみなさん、一緒に参加された方々、楽しい1日をありがとうございました!
また遊びましょう
8月は子供と初めての北海道へ
自然が好きになってくれたようで、安心して旅が出来そうです