お知らせ

6月12日(水)は、展示会へ出掛けるため16時からの営業とさせていただきます

お知らせこしみず日記

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POCとHESTRAのカタログを持って来てくれました
ありがとうございました

こしみず日記

今日は山ストールのPRIRETの生方さんと一緒に草木染めのお勉強をさせてもらいに桐生の意匠荻野さんにおじゃまさせてもらいました
草木染め。。気軽に体験できたり、趣味の世界だったり、作家さんが作品としてやっていたり
そんなイメージ、実際に商品をして販売となると手間だけではなく、販売後の色落ち、そう堅牢度を考えた場合どうしても難しいだろうというイメージがある

こちらでは、”作品”ではなく”仕事”として受けているかぎりは、その堅牢性こそが大切だということで染めをされている
雛人形の着物、埼玉岩槻のあの有名な人形屋さんのお仕事も

話しを伺っていると、聞いたことがあるような言葉が耳に入ってくることに驚いた
●浸透させる
●飽和状態する
●時間を置いて導かせる
●データ化できない

そう、どちらかのワックス屋さんが良く口にするし、自分も同じようなことをお客さんにお話しする

はじめは全てをノートに取りデータを作ろうと努力されてようだけど、常に条件が異なるので、違う答えが出てしまい、そうなったときに余計なことまで考え悩んでしまうんだという
自分も同じかと…いや違う、自分ははじめからノートは取らない派だった
基礎はしっかり勉強してこられたので、今では色が予想通りにならない場合でも、あとからいくらでも帳尻合わせができてしまうようだ

経験ですね、職人です

そして、知らなかったこともたくさん
茜色でイメージする 色、自分もそうでしたが、たぶんきれいに染まった茜色の夕焼け。。
そんな色だと思います
それが、茜で染める前の媒染で同じ茜で染めても全く違った色を創り出すことができるんですね
アルミで媒染するといわゆる茜色、鉄で媒染すると濃く深みのある紫のような色味に
そして、媒染をさずにそのまま繊維を入れると柿色のようでほとんど染まることが出来ない。。
藍の染め方も、こちらでは全く酸化をさせないようにして染料を繊維にまんべんなく浸透、飽和状態にしてしまう手法
これがまた不思議で、染料の中での繊維の色は生成りのようなまま…
染色後にpH値の違う水に入れて酸化することで藍色が出る
これで色落ちが少なくなるようです

また環境にも配慮されており、アルミや鉄などの媒染液の排水はしっかりと処理していると話されていました
その昔は媒染でもクロームやスズなどの使用もされていたようですが、環境や人体に与える影響を考え今では使われることはないそうです

今回は、この染の作業を見せてもらったうえで、ロゴマークを抜染するところも見せてもらい、自分でも体験させてもらいました
このようなことは学生時代にシルクプリントをやっていらいの体験でした
こちらで使用されているプリント方法は、シルクプリントができる以前から日本でやられてきた方法で、柿渋染め?プリントというもので
和紙に柿渋を塗って撥水性を増したものをデザインにカッターでカットして、それを模様としてプリントします
このkossymixロゴも手切りの柿渋です
そこに抜染剤を塗り込んで色を抜きます

今日持ち帰って来て、明日水で流して乾かすと完成となる予定
しっかり抜けてるかな

染めていただいたこの藍のストールを日常やアウトドアで使わせてもらい、それがどうなるか???
今後の商品展開がとても楽しみです
kossymix草木染めのカスタムオーダーストール受注会をこの夏には出来るように準備していきます

顔の見える商品、これがとても大切だと感じます
誰がどのような考えてモノを作っているのか
それを伝えるのが店の役目だと
活字では伝えきれません。。間違いなく
人から人へ、そして次の世代へと

今回は違う仕事ですが、チューンナップをするうえでも、商品を販売する上においても、とても大きな収穫があり勉強になりました
「もっと若い人たちに草木染めを使ってもらいたい」とおっしゃられていました

自分はそれを伝える、繋げる役割です
生方さんも本当にありがとうございました
また生方さんを紹介してくれた橋爪くん
橋爪くんが13年前にRelaxに来てくれるきっかけをつくってくれたGENTEMSTICK…………
全てが繋がっていて、今の自分、Relaxがあります

それが楽しいですね

工藤さん、今日はお忙しいところ本当にありがとうございました
プロお仕事勉強させてもらいました


器の中の生地がアルミ媒染をして茜で染めたもの
箸で持っているのが媒染してない生地を染めたもの


上と同じものを同じ茜で染めています
こちらは鉄媒染です濃さ深みが異なります


このきれいな発色のスカイブルーはインド藍で染めたものです
この色味で濃色から淡色まで調整ができるそうです
一番上の写真のkossymixロゴの入ったストールも同じ藍で染めたものです
知らなかったです”藍”を


抜染作業をやらせてもらいました
楽しいですね、仕事じゃないと。。

お知らせ

突然で申し訳ありません
本日、開店時間を14時から19時までとさせていただきます

小清水体調不良により、店頭には出られないかも知れませんが、ご了承お願いします

お知らせ

6月16日のKashiwax講習会ですが、内容はこのような感じで考えています

なぜワックス塗ってますか?
まずは、スノーボードのソールとそれに塗るワックスのことをもっと知っておきましょう
下地づくりが重要です

まだ定員になっていませんのでエントリーお待ちしてます
kossymixの特徴のお話もしてもらいます

■下地作りの重要性
下地作りとは。
滑走面素材の特性について。
ワックスの浸透と定着について。
コンディンショニングペーパーの使用方法及び効果。
ブラシの使い分け。

 ■ワックスの基礎
ワックス(パラフィン)とは。
密度、硬度、粘度について。
滑走面に対しての考え方と雪に対しての考え方。
配合物による特性。

■kossymix
kossymix の特徴。

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