こしみず日記


サイドエッジビベリングの際、荒削りと仕上げで削り出したスチールエッジ
このいように均等にクルクルを長く削り出されるエッジ素材はそう多くはない
国産のエッジのなかでも最高の材質だということだ

スムーズなラインに削り出されたエッジでの滑りは本当に気持ちが良い
ボロボロを削り落ちていってしまうエッジはそれなりの調整しかできないのだ

これは、GENTEMSTICK MAGIC38のサイドエッジ研磨で出た削りカス

最高の仕上げをする事が出来る最高の素材を厳選して使っている
それは、滑りやすさだけではなく、耐久性のも繋がっている
何年か乗り続けていても板のヘタりが気になるどころか、それが馴染んでいき自分の体、ライディングと調和をしていく

納得がいく物を作ろうとしたら、この価格になるということだ
毎年買い換える板だはなく、長く付き合える板

それを、チューンナップやワクシング、乗り込む事で自分の板に育て上げていく楽しみ

エッジ調整も仕事として店を開業して18年やってきた
やっと荒削りのファイルでこのようなクルクルとした削りカスが出るまでになった

今シーズンお預かりさせていただいているチューンナップはもう少しで終わりそうなところまで来ました
今シーズンモデルは、最初からカスタムチューンを希望される方が増えてきたために、作業がだいぶ遅れている状況ですが、どうにか山が白くなるまでには、お待ちいただいている皆様にお渡しできるようにとすすめています
ご迷惑をお掛けしますが、いましばらくお待ちください

こしみず日記

昨日軽井沢で滑った僕のお気に入りのGENTEMSTICK TT165 2006 modelのソール

時間も無く、先シーズンのままだったソールに水を霧吹きで吹いて真鍮ブラシでブラッシングして吹き上げただけだったソール
もちろん、kossymix N.D.Foundation→soarer(旧hard)で仕込んであったソールですが、この時期のアイスクラッシャーの氷粒の上をあれだけハードに滑り終えたのに車に戻ってソールを見てみるとこの通り…エッジ際も白く毛羽立ったところもなく、ソール全体に大きなダメージは見当たらず

あらためて、このワックスの威力を知りました
今シーズンは、あの液体ベースワックスのSerumとTonerがあるのでその滑走性能と持続性能、そしてメンテナンス性能が楽しみです
はじめにしっかりとやっておけば後は楽なんです
しっかりと言っても、作業時間にしたら2時間もあればOK

kossymix.com 


こしみず日記

Relax Snowsurf Shop / 200mm  ¥2,000-
R  / 50mm  ¥400-
kossymix / 70mm  ¥500-
1% FOR THE PLANET /  kossymix snowsurfing wax 購入者へ… ¥0 –

こしみず日記

同じモデルでも年代、個体差、それに乗るライダーによって変化し続ける魔法の板
同じタイミングで同じモデルのチューンナップをすることで、その板の変化してきた経緯や歴史、ライダーの個性がみえてくる
更には、いつも一緒に滑っている人の板はその人のライディングや癖が板からだけではなく滑り自体が頭に焼き付いている
現在の今の状態とエッジの垂れ具合、削れるポイント、板のよれ感などを見る
今朝は、所有者である沼野氏に電話をして、今の状態から考えられる調整の方向性を話した
ヒールサイドのテールの感じが意図するものだったのかと話すと、そうではないらしい…そうなりずらい方向でエッジ調整をすることにした
ここで確認をしなかったら、逆方向のチューンナップになっていた

以前、料理人が初めて来店する人には70点の料理しかできないと言っていたことを思い出す
その人の好みがわかっていくごとにその開きは少なくなりより良いものを提供できる

自分の体は一つ
出来ることにも限界がある、特に良い仕事をやろうとすればするほど、それに掛ける時間は長くなる
毎年、いや毎日仕事の効率化を考えて、ワックスやチューンナップをしているが、効率よくなる一方で、”更に”にという思いが芽生えてしまう悪い性格がある

先シーズンが終わった5、6月にお預かりしたチューンナップが未だ仕上がらない、今シーズン販売する板のチューンナップもたくさん溜まっている
店への来店者は年々減少傾向にある、特に衣類を買われる方が
これはネットでものを購入される方が増えているからだと考えられる
本来であれば、この趣味をする人たちにしっかりとした接客がしたいと考えてきたがそれが出来なくなってきている
ものは買えても、その使い方までが伝えられない時代
アイテムを一つ買っても、大切なことは、そのレイヤリング
レイヤリング例はあくなでもその人にとってのこと
滑るスキー場や標高、季節、体格や汗のかき方で大きく変わること
良いフリースを持っていてもその中に着ているものがその性能を低下させていることは多々ある話だ

しかし、この時代、店で待っていても来客者は減る一方だ
そのような人たちが店に戻ってくる日が来る事を夢見ていたが、もうそいう状況ではない
衣類についてはとても難しい、かといってそれを一切やめてしまうことも出来ない

今やらなければならない事は、チューンナップの時間をさらに長くして、店の営業時間を短くする事だと考えている
山から帰る人たちを受け入れる時間
滑って、ご飯食べて、温泉に入って、関越乗って、花園ICで降りてRelaxに寄って
13時じゃなくても良いだろう
15時開店にして、お客さんと一緒に滑る事、週末家族と過ごす時間、チューンナップ作業をする時間をつくることの方が大切ではないかと
日曜日は昔からお客さんの引きが早く20時閉店にしてきた
サザエさん症候群、日曜日は早く帰ってサザエさん観て明日から始まる学校や仕事を考えなんだか寂しい気持ちになる
しかし、現在は日曜日こそ夕方の関越の渋滞がひどいという話を耳にした
渋滞して本庄児玉や花園あたりに来ると、もうRelaxの閉店時間20時くらいになってしまう
21時までやってくれたら帰りに寄ってワックスの買い足ししてゆっくりも出来るのにと…そんなお話をいただいた

今、時代は猛スピードで変わっていく
その時代の流れに乗ることではなく、その流れをどう読み取るか?
仕事だけではなく、しっかりと自分の生き方、ライフスタイルを根本的に見直さなければならない時に来ているのかと思う

11月から開店は14時にして日曜日も21時までの営業にします
2016年からは、15時〜21時の営業時間に変更していきたいと考えています
どうしてもその時間以前にご来店希望の方は事前にお気軽にメールでもください(予定が入っていなければ対応します)

2015年11月1日(日)からの営業時間
水〜日 /  14時〜21時
月、火 / 店休日

2016年から… 

これからもRelax Snowsurf Shopをよろしくお願いします
より良い仕事ができる環境をつくっていきます
12月中旬はニセコに出掛けられるように仕事をすすめます… これもとてもとても大切なぼくの仕事

こしみず日記

 

敵はいない、自己満足のワックス

kossymixというフリーライディング用のワックスを開発、販売して6年
ほぼ自分がストレスを感じることが少なく滑走、そして作業性の高いラインナップが揃った
いや、あと少し現場で調整可能なトップコートシリーズの検討する余地がある、、ここを充実させて、雪質の変化に対して簡単に対応できることがとても大切だと考えている

base makeシリーズのSerumとToner、そしてN.D.Foundationで下地がいかに重要かということが解った

ここさえ、シーズン前にやっておくこと
滑走面自体の性能をフレードアップさせる

その下地作りは、自分で毎日のようにチューンナップという仕事をする上で、より効率良く、より滑るようにと日々考え、作業の工夫や使う道具を変えてみたりして、変化している
Serum & Tonerのテスト段階から今では全く違う方使い方をしている、夏の終わりにRelaxでやった講習会のときと、先週のpatagonia 渋谷ストアでの講習会でも全く変わっている
今週末10/23(金)のpatagonia 吉祥寺ストアではどんなことをお見せし、お話ができるか自分でも楽しみだ

patagonia 吉祥寺ストアでのkossymix講習会はまだ空きがあるようなので、ぜひ参加してみてください
講習会参加に関しては、patagonia 吉祥寺ストアまで直接お問い合わせお願いします

patagonia 吉祥寺ストア
Tel : 0422-70-5613

このシーズン、商品ラインナップの整理をして、より明確でわかりやすい商品構成とその使い方のチャート表を作成した

これには、自分の手元から離れること、自分以外の方から説明してもらいお客様に伝えやすくする必要性を感じたから
“patagonia”や”RIDE SURF + SPORT“などのディーラーでの展開が先シーズンからはじまり、今シーズンは海を渡りオランダの”SUNRISE SNOWSURF SHOP”での販売がスタートする

何年も前に僕がハイシーズンのニセコにいるときに入ってきた英文のメール…英語力がほとんどない僕は翻訳ソフトをつかってその内容をなんとなく理解した
しかし、ラインナップも不十分で、ましてや国内でのディーラーも無かったあの頃、卸売なんて、ましてや海外、オランダなんて
翻訳ソフトを使っていることを明記したうえで、不十分な英文で丁重に今のこちらの状況を説明させてもらった
それから、数年い渡り何度もそのオファーは続いた
そして、断り続けた…
1% FOR THE PLANETへの参加、そして先シーズンから八王子のRIDEさん、先シーズンの途中からpatagona 渋谷patagonia 吉祥寺、春から愛知のEsta Surfさんで販売してもらっている
kossymixのディーラーは、みんな友達であり信頼のおける”人 ”がそこにいるということ
商品を理解してくれるということはもちろん、僕のことをよく理解してくれている
patagoniaの両ストアマネージャーもそうである

この冬前には、kossymix websiteの英文版の作成と分かりやすいラインナップ、先シーズンpatagoniaで販売してもたっら際にお客様やスタッフが疑問に思ったことを整理した

準備は整った

来週末には、オランダの”SUNRISE SNOWSURF SHOP“の店頭にkossymixが並ぶ予定
数を売ろうとは思っていない
“SUNRISE SNOWSURF SHOP”のローさんも、全く同じような考えをもっている人だ
すでに彼の店のWeb Shopではkossymixが掲載されている…気の早いお方だ
昨日、彼のところのブログで僕のことが紹介された
なんて、嬉しいことだ

思いは海を渡った

ローさん、ありがとう
よろしくね!

SURISE SNOWSURF SHOP

 

開発、ホームページの作成、翻訳、一緒に滑っている全てのみなさん、ディーラーさん、そして”GENTEMSTICK”に心より感謝します
どうぞこれからもよろしくお願いします

 

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