こしみず日記



6時半に家を出るときは雨、上部大橋を群馬へ渡り走ると道は徐々にドライに

冬の間、週2〜3日通う県道69号から赤城山の裏側を抜けるルート根利
朝丸で通い慣れた道、週半分の通勤路。。
薗原ダムから老神温泉、そして吹割の滝まで走ると黒い空から大粒の雨が落ちてきた
丸沼方面に近づくと雨粒はさらに大きくなる
ナナイロ食堂に到着すると、横浜、品川ナンバーの車がすでに到着していた

白銀の世界から緑色に変わったナナイロ食堂の風景
ぼーっと窓の外の雨を眺め、心地よい川のせせらぎの音を聞きながら紅茶をいただく
巣からツバメが飛び出していくその先の空が明るくなり始めた
午前9時から曇りマークとなっていた天気予報が珍しくあたった

支度をしてナナイロ畑へ
いつもお世話になっている遊楽舎の真裏の細い道を下っていくと、自分の手で開墾したという山の斜面にある畑には想像していたよりも多くのトマトを栽培するビニールハウスが並んでした
このハウスも仲間と一緒に立てたという

シーズン中にいただいているあの美味しいハヤシライスはここで大切に育てられたトマトを煮込んで作られているものだ
あの味
生産者であり、それを料理として提供してくれている柳澤夫妻の想いと愛情を強く感じることができた

参加者とハウスの横を下りカシス収穫の場所へ移動する
どこにカシスが、カシスの木とは??
そこまで歩いて来た真横に、そして目の前にあったのがカシスだった?これか…
そこに小さな黒光した実がたわわになっている無農薬のカシス
そこそこ寒い地域でしか栽培が難しいらしく、生産の9割が青森、その他はほぼ北海道だという
この木も北海道から取り寄せたもの
農薬も殺虫剤も使ってないので実をひとつ口に入れると、ブルーベリーなどとは違い、甘みもなくえぐ味が口の中に広がる
ぼくはカシスのシャーベットが好きであの酸味がたまらなく好きだ
あの酸味はこれなんだな

腰から胸くらいの高さのカシスの木、収穫用のカゴを椅子代わりに腰掛けた姿勢で作業ができる
幾つかの実を掴みもぎ取ろうと少し力をかけるとぽろぽろと簡単に房から採れる
それが難しい、、手からこぼれ落ちてしまわないように注意するけど、そのうちの幾つかがこぼれ落ちてしまう

息子は彼なりに一生懸命自分の手で収穫して楽しんでいた
そろそろ飽きてきたな。。と思った矢先、収穫したカシスを入れたザルが傾いた。。そして土の上にばら撒かれた
一度落ちたカシスは雨上がりの土や草にまみれ拾い上げるのことがとても大変
せっかく実ったこのカシスを無駄にしたくなく二人で拾った

村のスピーカーから昼を告げる音楽が流れる
朝が早かったので息子はお腹が空き時間を何度もなんども聞く
数日前に「働かざるもの食うべからず」という言葉を覚えてきたばかりの彼にはその意味が良く理解できたと思うが如何に…

参加者で収穫したカシスの実を軽トラックの荷台に集めるとかなりの収穫量
あの人数で約2時間半
これを一人、二人でやることを想像すると
一人が収穫した分で約5瓶のジャムができるという
あれだけ採っても加工すると少しになってしまう
食べたらあっという間だ

ナナイロ食堂へ戻ると店の中からカレーのいい香りが風に乗ってくる
バターチキンカレーと牛スジのカレーを拵えてくれていた

サラダも新鮮できれいに盛り付けがされている
両方のカレーをいただきたいのでご飯を少なめに先ずは牛スジのカレーをいただく、、
さらさらしていてトマトの甘みがあるあっさりとした味、牛スジがよーく煮込まれていて柔らかくプリプリで美味しい
そして、バターチキンカレー、少し欲張ってチキンを多めに
こちらもトマトをふんだんにつかわれて煮込まれているようで、旨い!!
朝丸帰りにもカレーメニューがあったらと思う
ハヤシライスにするか?カレーにするか?何にするか?選択肢が増えるとまた悩みも増えるだけなのか?

お腹いっぱいになった息子は、外でバッタを捕ったり、ツバメを見たりぼくと挌闘したり…夏のナナイロを楽しむ

そしてデザートが
スコーンとアイスクリームにホイップとカシスのジャム
ぼくが卵とバニラビーンズのアレルギーなので卵をつかっていなヨーグルトベースのさらっとしたアイスと卵をつかわないで作ってくれたスコーン
嬉しいはからいを

このスコーンの味も食感もまた美味しい、ホイップクリームとカシスをつけるとまたまたこれがなんとも最高なデザート

お腹いっぱい

カシスの収穫、ぼくらがどれだけ役に立ったかわからないけど、ここまでいただくとかえってわるかったような

店を休んで収穫に参加させてもらったのは、息子に収穫する体験だけではなく、それがどのように調理され、また自分の体に入ってくること、すべての流れを肌で感じてもらいたかったから
今回は生産者の思いや愛情も感じてもらえてのではないかと感じています
自分で収穫したカシスがこれからジャムに加工され、スノーボードに行った帰りにナナイロ食堂で食べるクレープに入っているジャムになるということ
あそこで柳澤夫妻が大切に育てたトマトでつくられた美味しいハヤシライス
調理され出てくる美味しい料理が誰の手でどうつくられているのか?それを考えてもらえればと思って

食だけではなく、ぼくらが着ている衣類のことも
ただ買う。ただ食べる。美味い。安い。かっこいい。流行ってる。だけではなく、その背景や生産者の思い、環境についても深く考えるきっかけになってくれればと
口にするもの、身につけるもの

どうお金をつかうか?誰にお金をつかうか?なぜそこで買うのか?
そして、時間も。。
言葉や活字では伝わらない何かが伝えることができればと

柳澤さん、本当にありがとうございました
今度は菅沼のSUPの帰りに寄らせていただきます

ナナイロ食堂は7月末までお休み
8、9月は日曜日の営業となるそうですよ






こしみず日記

昼、金楽で美味しい冷やし担々麺をいただきスイッチが入った

午前のスノーボード什器のリニューアルに続き思い立ったのでできる事からと、店内のリニューアルを開始した
スペース、どうしても空間が欲しかった
店を拡張する事は、この店舗の建設時に旧店舗よりコンパクトでミニマムにということで床面積は狭くして必要最小限にと設計
その中で什器の設計も自分でやり…そうずっと素人仕事なんです
この8年で商品を絞ってきたけど、さらにセレクトをする必要性を感じていた
広い空間をつくるには、什器を見直す必要があったので、今日は思い切って1台店から出してしまった、、それでも思うような空間はできず、大きい方の什器を外に出して入れ替え作業

今まで陳列していたものは全部並ぶわけがない
今あるものから商品をセレクトして陳列し直す
今現在必要ないものは一度2階へ持って行った
夏の終わりに去年評判が良かった『upstairs sale』を開催します!良いものたくさんあるのでおたのしみに

学校から息子が帰宅した頃にはどうにか片付いてきて、彼の宿題が終わる頃にはなかなか良い店ができ、ぼくが欲しかったスノーボードを置いて接客するスペースも作り出すこともできた

思いつきで始めた割には良い感じになった
ぼくは計算は苦手で、計算は出来ないので直感で動く方が性に合う

あとはまた少しづつやって行こうと思う
明日の午前にももう少し

店内の商品はだいぶ見やすくなりましたのでみなさん遊びに来てください
6月から来年の春夏展示会が始まっていますが、商品ラインナップももっとわかりやすくして行こうと考えています
他で商品の説明も無く買えるもの(ネットでいつでも)をうちでやる必要もあまりないようだ

なんだか背中が軽くなったように感じます
Relax Snowsurf Shopと改名したことで踏ん切りをつけることができて、結果も出始めています
この道を歩いていきます


こしみず日記

幅の広い板が増えてきたので、板の展示什器を改造
通常の板の見栄えもよくなりました
あとはまた少しづつ店内の他の什器も今の商品群にあわせて変えていくことの必要性を感じる今日この頃

そして、店のあり方や商品ラインナップも。。
根本的なことを変える必要はないが、ものの買い方が大きく目まぐるしく変わっていくことへの対応をしないと

Relaxにできることとはなにか?ぼくにできることはなにか?
そこを掘り下げていくしか道は無いようだ
思えば開店当初からそうだった、他で売れているもの、世の中で流行っているものは売り残してきた店…たくさんの授業料を払った

マニュアルやナビなどありゃしない
そう、やっとやりたい事がストレートにできる時代になってきたのかもしれない

こしみず日記


小菅JCTでの事故渋滞…で30分遅れ

あさからメッセで3時間半の牛歩の末やっとおめあてのカードをゲットしご満悦の息子
おはスタLIVEで出遅れ、30キロを肩車で山ちゃんを見ることに
ポケモンコーナーでは間近でエンディングテーマを歌う若者歌手の生歌やらなんやらで
もらったチラシに幕張イオンのブシロードショップでカードがもらえるということで、遅めの昼飯がてら会場を後にイオンへ
入口では、奥さんに叱られカートを取りに行かされあたふたするフジモンと遭遇したり。。

そんなこんなで、6時間ぶりに椅子に座った
親っていうのは凄いね
自分のことだったらとっくに気分悪くして帰っていたに違いない
あれだけのために文句も言わず並び続ける人たちがあんなにいるのだとは
そんな世界を見させてもらった
ぼくも80年代はリフト1本乗るためにあんなに長い時間リフト待ちもしていたし
あれだけの人が長い時間並んでいると人の流れを読んで、この位置にどのように並んでいると少しは早い流れに乗れるとか、今ままでに培ってきたリフト待ちが役に立ったような気もする…

首都高から展望台の上が重いグレーの雲に隠れるスカイツリーを右手に見ながら隅田川を渡り青山へ向かった
来期のBOGENの展示会
ここからは仕事

先シーズンあれだけ人気だったあのソックス、そしてイカ帽たち
シーズン前から滑るときもそれ以外の日常も春前まで3色をローテーションして毎日のように履き続けた大のお気に入りソックス
年末には店頭にもメーカーにも在庫が無くなってしまい、コレ目的で来店されたお客さんにご迷惑をお掛けしたソックス
来期は無地のほか柄物とボーダーと3アイテムとなります
全部買うと10足か。。
それと普段履きとなる少しだけ短めのソックスもラインナップに
もちろんイカ帽もイイ感じですよ
10月くらいから店頭に並ぶ予定です!
どうぞおたのしみに

考えてみると週末のトーキョーなんて歩いたのは何十年ぶりだっただろうか?
学生のとき以来かも。。
静かなオフィス街と賑わう街のコントラストが
世の中の人たちと同じお休みもたまにはいいものですね

イオンの入口でフジモンファミリーを見た人が言っていた
「芸能人なのにオーラみたいなのないんだね…」
その言葉が印象的で、頭の中は「ゲッタバンバン!ゲッタバンバン!…」ポケモンのエンディングテーマが今もぐるぐる回って回って
明治神宮前から見る夕焼けが冬の空のようで綺麗だった

こしみず日記


 

 

 

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