愛は地球を救う

こしみず日記

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はじめてこの店に来てくれたとき、彼は10歳だった。
確か、当時では珍しかった小さな白色のLEDライトを買ってくれたような…
中学生の頃から、将来は自衛官になりたいと言っていた。
そして、高校を卒業後、現在横須賀基地に勤務する自衛官となった。
そんな彼が、一昨日店に来てくれた。
横須賀カリーチップス、日の丸とPATRIOTの文字の刺繍が入ったタオル、精鋭・無比と書いてある第1空挺団の手ぬぐいのおみやげを持って。
グラナイトギアの小物類を購入してくれたあと、「ちょっと待っててください。また来るので」と帰った。
数十分後、彼はブタを片手に現れた。
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「これ。募金お願いします。」
「中学生位から小銭を貯めてたんです。いつか募金しようと思って。」
中からは、500円玉や100円玉も入っていて、まだ数えてないけど、結構な金額がある。そして、1ドル札やアメリカの硬貨、見慣れない不思議な形の小銭、どうらやインドの硬貨らしいものも。などなど。
自分が「24時間テレビの募金すればいいじゃん」と言うと、
彼は「いや、知ってるところで」と。
彼が帰ったあとに昔のことを思い返していたら、かすかな記憶で昔彼に募金の話を聞かれWWFのことを話したようなことを薄らと思い出した。
彼のような愛(気持ち)が集まれば、きっと日本も地球も救えるだろう。
金額ではない、その心だ。
教えられました。
ありがとう。

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