夕方のなると肌寒いくらいの気温になり、乾いた風が夏の終わりを感じさせる。
この夏、熊谷での猛暑日は4日だけ、おまけに雨が多く日照時間が極端に短かった灰色の夏。
そういえば、8月の終わり、洋介くんが深谷に来たときに言っていた。
「この天気は、晴れって言うんですか?曇りって言うんですか?」
奥さんもそう考えていたと言った。
変な質問するなと思った。
その日、空は灰色で所々に薄い雲から淡い水色が見える。
1年前、奄美の甥の洋も深谷はなんで青い空が無いの?と言ったことを思い出す。
数日後、展示会で東京へ出掛けたときにそのことを考えながら運転。
埼玉の空は、この日も灰色で薄らと水色の部分も見える。
関越道、目白通り、外苑東通り、と走るが、埼玉の空も東京の空も晴れなのか曇りなのか微妙な空。
確かに灰色だ。
そして、青ではなく淡い水色の空。
夏、洋介くんの暮らしている小谷村は、晴れは青い空に雲がぽかんと浮かんでいる感じ、曇りは雲が低く重い雲が一面を覆っていると言ってた。
子供の頃の埼玉の夏もそんな感じだった。
今日も深谷は白に近い灰色の空だ。
なにが変わってしまったのか。。
秋風が肌から心にまで染み込む季節。
冬は近いのか。。。
ここ数日、冬に見る顔が多く来店してくれる。
2009.09.04/Fri - 14:31|こしみず日記