先日、kossymixのテストを兼ねて、かぐらへ滑りに行ってきました
快晴だった埼玉、群馬
関越トンネルの先はガス…抜けると雨
みつまたの駐車場の空は霧雨、空は少し明るくなりはじめ鶯が鳴いていた
1便のロープウェイには、常連さんと思われる引退されたお父さんたち10〜15名ほどと、スノーボーダーは自分たちをふくめ3人
先ずは、kossymix HARDを入れて前回滑ったままだったspeedmaster、ブラスブラシでブラッシングしただけのソールで滑走
1高を2本回して、その日の雪の状態を把握する
滑り出しの緩斜面とメインコースラストの斜度が変わる前とそこを降りて1高までがややストップがかかる
3本目を滑る前に、2回目のテストとなる、新しいペースト状のワックスを塗る
前回、至仏山で試したが、ソールが仕上げってない板だったうえ、初めてのワックスだったもので、どう塗っていいかわからなかった
その経験と反省を踏まえて、speedmasterのソールに塗り付ける
やはり、伸びが悪い…どうしよう
試行錯誤しながら、なんとかまずまずの状態に仕上げて滑走
1高の上のほぼフラットな斜面で加速して行く。。早い
その前の2本でも他の人たちよりは早かったけど、これは今までに経験したことの無いツルツル感
ワックスを塗っていた時も、その指がツルツルになってしまっていた
ソールもそう、そのツルツル感
小さなバンクのパークも加速して抜けが気持ちいい
1高乗り場の手前でもターンが出来る
2本目のとき、同行してもらったミホちゃんのTTにも塗る
滑り出すと、緩斜面で自分の板をかるくブチぬいて行く
早い
塗って感じからして、その持続性が無さそうだったが、滑ってみるとそうだ、2本目はあの1本目のような感動は薄れる
けど、早い
何度か滑り、ガスが濃く危険なので、ゴンドラコースを降りることにした
100メートルくらい降りたところで、そのストップ感にストレスを感じ、kossymix nano diamondに塗り替える
このワックスも、滑る時とそうじゃない時の差がどうも納得できずにいた
きっと滑る、滑らせることはできるはず、ただ使い方が良くなかったと考えていた
今回は、スクレイパーでしっかり汚れを落としたあとに、マイクロクロスでさらにソールの汚れを落としてからnano diamondを吹きかけ
マイクをクロスでさらっと全面に伸ばした後、マイクロクロスでしっかりと擦り込んで、擦り込んでみる
ソールが少し光沢が出るくらい
そして、エッジとサイドウォールにあの正油差しに入った目薬のような液体を塗る
完璧です
それ以前の100メートルはまるで嘘のように走る、そして持続性もある
あの緩斜面のかぐらゴンドラコース、しかもあれだけ汚れた雪(動画を見てください)でターンができてしまった
かぐらのゴンドラコース、しかも春のあのコースを滑ったことがある人は驚きだと思います
ソールの状態と塗り方です
ぜひ試してください
自分ではストップスノーでも大きく分けてると2種類あると考えています
一つは、落ち葉や黄砂、PM2.5などで汚れた雪
もう一つは、湿度を多く含んでしまっている雪
汚れ雪は、kossymix nano diamondでかなり解決している
今までどうしても難しく、あきらめかけていた水分量の多い雪、特に暖かくなってから降り積もるあの雪
これが、あのペーストで少し見えたような気がしてきている
帰って来てすぐに、開発してもらっているKashiwaxに電話でワックステストの報告
そして、問題があると思うことを伝え、ここからの修正をお願いした
次回のテストサンプルがたのしみだ
楽しい春が、もっと楽しいシーズンになるように
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dtLxN-FHENo