小清水:『らーめん2つと餃子2枚』
おばちゃん:『きょーは、ぎょーざできないんです。。。』
小清水:『じゃあ、らーめん2つだけでお願いします』
背中を向け歩きながら
おばちゃん:『まあ、きょうだけじゃなくて、いつもなんだけど』と少し笑いながら。
先週、遼河が保育園から風邪を持ち帰り、よしこと父へと移った。
自分は、喉の痛みだけで、治ったと思っていたら、月曜日サイクリングから帰り店を開けた途端に頭痛と喉の痛みに襲われダウン。
昨日午前中横になっていたら、だいぶ回復して来たので、さっぱりしたものが食べたくなり、熊谷の『よか桜』へと出掛けた。
ひとつ先のテーブルのサラリーマンが、オレは○○と△△、と注文すると、おばちゃんが、『あっ、すみません、きょうはできないんですよ』
作る気もないものをなんでいつまでもメニューから消さないんだろう?
さっぱりしてて、こんなときは、シンプルな中華そばに限る。
『会計お願いします。すみません。大きくて』と万券と市営駐車場の駐車券を出す。店の外には、駐車場は指定の市営駐車場に置いてもらえれば、駐車券を発行しますと書いてあるが、30分分の料金150円を現金で渡すのだ。
おばちゃん:『1,260円です。 あぁ、おつりがまだ届いてないから、細かいのありますか?』
小清水:『ごめんなさい、1,000円と…すみません細かいのが無いですね』
おばちゃんが、駐車券分の150円をくれた。
奥から、らーめんを作るおじちゃんが『無ければさぁ、いいよ』
???かたまるおれ、いいってなんだよ。
150円もらって帰れってか?
おじちゃん:『それならさ、1,000円でいいよ』
小清水:『それならって、そんなわけにはいきませんよ』
おじちゃん:『またさぁ、近くに来てくれたときに、払ってもらえればいいから』
おれの手の中には、150円。
150円もらって、金も払わずに帰っちゃっていいの?
どんな店なんだ。
名前も聞かずに、支払いは後でいいってさ。
そんな信頼関係も信用もないのにこの対応は。
小清水:『じゃあ、車の中にあるかもしれないんで、すぐに戻って来ますよ。すみません』
おじちゃん:『ありがとうございます。すみませんね』
店から出た瞬間、このやりとりの滑稽さに、おれもよしこも腹を抱えて涙を流して笑った。こみ上げてくる笑いが止まらない。
車に戻り、結局30分を過ぎていたようで、駐車料金は300円支払い、おじちゃんに1,260円を払った。
この国の総理大臣は今日辞意を表明したらしい。米国の大統領に目玉をむき出しニヤけ顔で『Trust Me』と言ったあの方。
あの目は信用できないよ。
それに比べて、あのおじちゃんは、知りもしない人を信用し過ぎ。
『信用してるよ』ともなんとも言わずに、『いつでもこの辺に来たときでいいから』ってなぁ。
逆に脅しって感じの方が怖いな。
2010.06.02/Wed - 17:17|こしみず日記